スタイルシートの種類は、実はcssだけではありません。
HTML文書のヘッダー情報としてスタイルシートの種類を指定しておくことで、表示上のトラブルを回避できます。
■スタイルシート≠CSS■
現在多くのブラウザで「CSS(Cascading Style Sheets)」が実装されていることから、一般に「スタイルシート」という場合は、「CSS」を指すことがほとんどです。
しかし、HTML文書でスタイルシート機能を実現するための方法は、CSSだけではありません。
このため、HTML文書でスタイルシートを利用する際には、スタイルシートの種類を指定します。この指定がなくても、たいていの場合は、ブラウザがスタイルシートの種類を自動判別してくれますが、うまく表示してくれないこともあります。そのような表示ミスを防ぐには、スタイルシートの種類を明示するようにします。
HTMLにCSSを組み込むためのもっとも基本となる方法は、link要素のhref属性の値に外部スタイルシート(CSSファイル)のURLを指定して読み込ませるという方法です。
スタイルシートは、<head>〜</head>の間にmeta要素として記述し、CSSを用する際は、次のようこ指定します。
<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css"> |
link要素は
head要素内にのみ配置できます。このときlink要素を複数配置すれば、その数だけCSSファイルを読み込ませることもできますが、現在の作成方法ではHTMLソース側から指定するCSSファイルをひとつだけにしておくのが主流となっています。
複数のCSSファイルを参照したい場合は、いったんひとつのCSSファイルだけを読み込ませ、その中でCSSの@import命令を使って別のCSSファイルを読み込ませることになります。
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