マクロメディアによって開発された高機能なWebオーサリングツールで、専門業界では圧倒的なシェアを誇るデファクトスタンダードツールとして使われている。Adobe Creative Suite を構成するアプリケーションソフトウェアの1つであり、マクロメディア開発時代は Macromedia Studio の構成アプリケーションでもあった。
HTMLやXHTMLに標準で対応しているほか、PHP/ASP/JSPといったサーバサイドスクリプトも編集できる。2000年には上位版であるUltraDeveloper(UltraDevとも)が発売され、通常のDreamweaverに加え、OracleやMicrosoft SQL Serverなどとのデータベース連携機能が含まれた。
Dreamweaver MX 2004からアクティベーションが導入された。 Dreamweaver 8 では、CSSの編集機能が強化された他、HTMLソースコード編集時にHTMLタグを折りたたんで表示することが出来るようになった。
2005年のアドビによるマクロメディアの買収後も Dreamweaver 8 の販売はアドビによって継続され、Adobe Web Bundle の一部として旧来からのアドビ製品とセット販売もされた。アドビは自社の主力Webオーサリングツールであった Adobe GoLive から Dreameweaver への移行を促しはじめ、2006年発売の Adobe Creative Suite 2.3 Premium には Dreameweaver 8 が同梱された。
2007年発売の CS3 では Adobe Dreameweaver CS3 として GoLive に取って代わってシリーズに組み込まれ、バージョン表記も CS のバージョンに合わせた CSx に変更されている。他のCS製品との融合が進み、アドビの開発したAjaxフレームワーク「Spry」を搭載し、スクリプトのコーディングをせずにAjaxによるユーザーインターフェイスを開発することができるようになった。
2008年発売の CS4 では、「ライブビュー」機能のHTMLレンダリングエンジンにsafariやGoogle Chrome等で利用されているWebkitを採用し、より実際の表示結果に近い表示が得られるようになった。また、オープンソースのバージョン管理システムであるSubversionに対応した。
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