13.動画ファイル
なめらかな動画を表示するには、1秒間に25〜30コマの画像データが必要になります。コマ数を減らすと動画はぎくしゃくしてしまいます。映画の配給会社のホームページでは、最新ロードショーの予告編を見ることができますが、20〜30分もかけてやっと30秒〜1分間のムービーを見られる程度です。
動画データには、AVI(エーブイアイ)ビデオ、ReadVideo(リアルビデオ)、QuickTime(クイックタイム)などがあります。
AVIビデオは、家庭用のビデオカメラで撮影した映像を、パソコンに取り込んだデータです。ビデオカメラからの信号をパソコンに取り入れる、ビデオキャプチャーボードと、取り入れた信号をAVIファイルに保存するソフトウェアが必要になります。
AVIビデオは、機器とソフトがあれば比較的簡単に作成できるのですが、ファイルサイズが大きいのが難点です。
※ReadVideo(リアルビデオ)ファイルの再生にはプラグインソフトが必要です。
一般のホームページでは、もっと簡単な「絵が動く」程度のものが多く利用されています。前述のアニメーションGIFもそのうちの一つです。
最近よく見られるものには、FLASHをはじめとし、アニメーションGIF、Shockwave(ショックウェーブ)、Java(ジャバ)アプレットなどがあります。
数年前までは、インターネットの接続速度も遅く、大量のデータが必要なリッチコンテンツの利用は難しいといった状況がありました。
現在FLASHは市場ニーズも高く、今後の主流になっていくでしょう。
アニメーションGIF
FLASH
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