11.イメージ画像ファイル
画面に表示する写真やイラスト(絵)のファイルです。
インターネットで使用されるイメージ画像データは、パソコン上で使われる形式と、少し異なっています。
通常使用されるイメージは、BMP(ビットマップ)といって、イメージを構成する1個1個の点について、色の情報を持っています。ですから、先ほどのサンプルにあったような小さなイメージでも、情報は正確ですがサイズが大きくなります。
インターネットは通信回線を使ってデータを送受信するのですから、サイズが大きいと転送に時間もかかりますし、それだけ通信費用も高くなります。
そこで、インターネットでは、イメージデータを圧縮したファイルを転送するのです。
この圧縮されたイメージデータには2種類あって、それぞれ「GIF」(ジフ・ギフ)、「JPEG」(ジェイペグ)といいます。
GIF(拡張子「.gif」)
…イラストやボタン、アニメ絵などのはっきり分かれたベタ部分が多い画像に適しています。
JPEG(拡張子「.jpg」)
…フルカラーの写真や商品見本などの、グラデーションがある自然画に適しています。
WindowsXP付属のペイントを使って作成したイメージ画像は、ビットマップで保存することが標準になっていますので、ファイルの種類を”GIF”または”JPG”に変えてホームページに使用することができます。
また、GIFには特別な機能があって、何枚かの画像を一つのファイルに入れることができ、ブラウザはこれを順に表示します。この機能を使うと、パラパラまんがのような、簡単なアニメーションを表示させることができます。このようなGIFをアニメーションGIFといいます。
このようなイラスト調の絵はGIF | このような写真などは JPEG |
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