皆様、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はと言えば、盆休みは帰省してお刺身を食べまくりました。
相変わらず特に何もない町でしたが、ここにも何万人もが住んでいると思うと感慨深いものです。
さて、前回、コンテンツの中身について考えましたが、今回それにともなって思い出したことがあります。
コンテンツの中身の核となるものはどんなふうに考えるか、です。
これはSEO的にも欠かせない大事なポイントなのですが(キーワードは絞り込む!が鉄則です。そしてそのキーワードとコンテンツの核は絶対的に関連性が必要)、なかなかうまくまとまらないのが普通です。
昔聞いたことがあります。
日本のある地方が、過疎化と高齢化に悩み、人を呼び込むために観光資源を探すことにしました。
何が目玉になるだろうかと議論をしましたが、いっこうにそれらしいものが思い当たらない。
(だからこんな状況なんだとそこに住む人は言いました)
でも外から観光産業に詳しい人を呼んで検分してもらうと、「棚田」という大きな観光資源が見つかりました。
急な斜面を開拓して、小さな面積の田んぼが段々に続く農法です。
地元の人は皆、棚田にはよい思いを持っていませんでした。
広い平地がない悔しさ、斜面のための水の苦労、耕すための大きな疲労。
つらい思い出がよみがえると。
ですが、外から来た人が見れば、それはとても魅力的な光景でした。
水を張る季節には空を映し、稲穂実る季節には風が吹く。
中にいると分からないことは本当に多い。
思いがけないことがキーになることも。
だから自分たちだけでまとめることは難しいのですね。
私たち制作会社は「外から来た人」であることが多いです。
その意識を持って目を開けていないとなと思うばかりです。
ではまた!
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ウェブクリエイター細腕繁盛記!ホームページ作成のツボ | 07:32 PM | comments (x) | trackback (x) |