こんにちは、ウェブクリエイターです。
前回、自社更新について書きました。
ウェブサイトは不思議なものです。
制作に携わるようになって何年も経ちますが、今になってそう思います。
私の親は還暦をすぎておりまして、ネットの接続すらない家に住んでいます。パソコンを触ったこともありません。
その親に、最近は新聞社がニュースサイトを作っているんだよと、そんな話をしました。
とても興味深そうに聞いていましたが、まずインターネット、ウェブサイトそのものがとっつきにくいらしく、しきりに首をひねっていたのを覚えています。
お母さんよう分からんわあ…もうおばあちゃんじゃねえ…と遠い目をしていました。
この例は、今ではやや極端なものかもしれません。
七十代、八十代の方でもネットショッピングを好まれたり、旅行の手配も全部ネットでやってしまうという方がいたりと、本当に広い年代にネットは浸透しました。
さて。
これらは「見る」時の話です。
自分の会社のウェブサイト、自分のお店のネットショップを持った時、その「慣れ」は薄れる傾向があるようです。
「発信する」というのは勝手が違う。
TOPページの新着情報一つ取っても「どうしたらいいか分からない」という声があがってきがちなのはそのためです。
さらに、私たち制作会社に依頼してページを追加したり内容を変えたりといったことには、もう一段階、いや五段階ぐらい高いハードルがあります。
固定のものを書き換えるということに、非常に強い抵抗がある。
変えなくても不都合はない、と感じる。
ウェブサイトは、本やチラシとは根本的に異なるものです。
ある段階での100%でスタートして、時間が経ったら「その時の」100%に書き換えて運営していくものです。
ウェブサイトの強みを充分に活用しているところは、目立たない部分でも常に刷新を繰り返しています。
そしてそういった企業には、やはりそういった顧客がついていく。
ページをそっくり変えたり追加したりといったことにはまた「詰め」が必要です。
まれなことですが、追加しない方がいい場合もある。こういった判断があいまいなまま突き進んでいくのは、やはり危ないことです。
私たちは多くのサイトを作らせていただいてきましたし、日ごろからものすごい量のサイトを見ています。
そんな制作会社の私たちだからこそ見える、サイト運営の裏側やコツというものは多いのです。
サイトができたから一安心、ブログを入れたから一安心、ではなく、サイトは変わっていくものだという気持ちを持っていただいたら、未来はもっとエキサイティングになると思います。
より現代にそくした形に、より顧客への信頼ある形に。
ではまた!
次回は携帯サイトについて!!イエイ!
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ウェブクリエイター細腕繁盛記!ホームページ作成のツボ | 11:33 AM | comments (x) | trackback (x) |