こんにちは、ウェブクリエイターです。
ただでさえ妖怪のように多い髪の毛が伸びてきて、先日括っていた輪ゴムが自然にバチーンとはじけ飛びました。
洗髪していると、毛が手のひらに刺さることもあります。
鬼太郎か。私は。
このごろネットサーフをしていて「トップページはすごくいいんだけど、他のページがなー…」というサイトに出くわしまして、そのことについて書こうと思います。
そのサイトは観光情報を提供するというものだったんですが、トップページに光るデザイン性!わくわくと期待して各ページを見たら…
…どこのページも、よく言えばベーシックな、正直に言えばどこにでもある、ありきたり全開な構成になっていたのです。
見やすいし情報は整理されているんだけど、結構がっかりしました。もうちょっとケレン味があってもいいだろうと思ったのです。
「この土地にはすごく楽しいことがあるよ! 来て来て!」それこそがもっと伝わらんといかんだろう、サイトの主旨からして!
もうちょっと具体的に言うと、そのサイトは
トップページ=素朴な方向性、イラストや写真も多くてにぎやか。
各ページ=洗練を目指した方向性、写真と文章が整然と並んでいる。
という作りになっていました。
トップページが目にも楽しい、旅情を誘うものであっただけに他のページが残念でなりませんでした。
素朴方向で行くか、洗練方向で行くか…どっちも獲ろうとしてしまったのかもしれません。
どうしてこうなったんだろうな、こうなることをどうやったら防げるか?
そういうことを考えさせられました。
素朴と洗練。
間違いなく昨今の二大勢力です。
この二つは相反するもので、たしかにどちらも魅力的ですが一挙にどちらの雰囲気も持たせることはできません。
一つに決めろ、となると迷うのが人ですよね。
それはすごく分かるのです。
でもサイト制作(他の制作物も同じくですが)はどれかに必ず絞らなければ成功はしないものです。二兎を追うもののたとえの通り、ぼやけた印象になってしまう。
ど~~~うしてもどっちもやりたい! なら、いっそ二つサイトを作ってしまえばいいのです。それぞれの雰囲気に特化したサイトを。
あれ、今私はとっぴな事を言いましたか?
「いっそ二つって、おい!」とツッコミが入ったでしょうか。
でも実は結構あるんですよ、同じコンテンツで雰囲気をガラッと変え、異なったターゲットをゲットするという運営方法。
ウェブサイトというのは非常に身軽です。
そして他のPR媒体に比べてコストも低く、モノも人も動かす比率が少ない。
「こういうのもああいうのも好きだけど、今回はコレ!」と絞りこむにあたって、もっとも適している媒体です。
焦点を絞れば、運営に必要となるマーケティングも楽になります。
ターゲットがピンポイントになるほど狙いやすい。
よく考えて、ターゲットのツボにはまるものを浮き彫りにすること。
好まれるものを、統一感をもって制作すること。
一つのサイトには一つのテーマを! と改めて心に刻み、今日もまたウェブ制作に励む鬼太郎なのでした。
ではまた!
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ウェブクリエイター細腕繁盛記!ホームページ作成のツボ | 05:29 PM | comments (x) | trackback (x) |