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WEB用語集(は)

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バージョン(version)

バージョン管理システム(バージョンかんりシステム)とは、コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム。特にソフトウェア開発においてソースコードの管理に用いられることが多い。

パーミッション(permission)

ファイルパーミッション(file permission)とは、ファイルごとに定義された、読み出し・書込みなどのアクセスに対する許可情報。通常は、ファイルシステム内のファイルごとに、特定のユーザーやグループに対してアクセス権を設定する。これによって、ユーザーごとのファイルシステムの見え方に影響を与え、ファイルシステムに対する変更を制限する。単にパーミッションとも言う。

背景(background)

ブラウザのウィンドウの下地。HTMLでは<BODY>タグのBGCOLOR属性で色を変えたり、BACKGROUND属性で絵を貼り付けたりできる。(1999.11.6)

排他制御

ある処理を同時に複数の人が行うとまずい時に、「今私が処理中なので、他の人は待っててね」という処理を行うことを、「排他制御する」とか「ロックする」とか言う。→ ロックについて。(2000.6.3)

バイト(byte)

バイト(byte)は、デジタルコンピュータにおいて情報の大きさを表すために使われる単位である。

通常、1バイトは2進数の8桁、即ち8ビット(bit)である。この場合、連続した256(28)個の整数(符号無しで0から255、符号付きで-128から+127、など)を表すことができる。

本来バイトとは、欧文文字1字分の文字コードを表現するために用いるビット数のことをいい、扱う文字種や、あるいはワードサイズをいくつかに分割することによって決められ、その大きさは処理系によって異なる。歴史的には5ビットから12ビットまであったといわれ、初期のコンピュータの多くでは6ビット、また7ビットや9ビットとして扱うコンピュータもあった(DEC PDP-10、NEC ACOS-6など)。しかし、大型汎用機で市場を席巻したIBM System/360アーキテクチャが8ビットバイトを採用していたことや、1980年代以降8ビットマイクロプロセッサを用いたマイクロコンピュータが爆発的に普及したこともあり、一般的には1バイトは8ビットであると認識されるようになった。このため、例えば情報通信の分野などにおいて、情報量の単位として特に8ビットであることを明示する(曖昧さを無くする)必要がある場合は「オクテット」の語を用いる。

バイトは主にコンピュータの記録媒体の容量を表すために用いられる。また、メモリ空間におけるアドレス(番地あるいは座標) は通常1バイト毎に振られており、相対座標(オフセット)の単位としても使われる。

単位として用いられる場合にはBと略記される。同様にビットには小文字のbが使われることがあるが、誤解を招く恐れのある場合にはそれぞれbytes、bitsと明記することが望ましい。大きな情報量を表現する場合にはキロ、メガなどの2進接頭辞またはSI接頭辞と共に使用される。1キロバイト(KB)は、場合によって1,000バイトとして扱われる場合と1,024(210)バイトとして扱われる場合がある。2進接頭辞を使って1キビバイト(KiB)と表記した場合は必ず1,024バイトである。

バイトは情報量が1バイトの情報自体を指しても使用される。例えば「指定のバイトを読む」、「バイトを処理する」と使用される。

1バイトを4ビット単位で処理する分野では、特に4ビット即ち1/2バイトをニブルと言う事がある。逆に2バイト、4バイトなどをワード(語)と言うことがある。

Shift_JISでは、半角の英数カナ文字1文字が1バイト、漢字などの全角文字は1文字が2バイトである。EUC-JPやUTF-8においては、半角/全角といった文字幅ではバイト数が一定に決まらない。

バイナリ(binary)

バイナリ (binary) とは2進数のことであるが、コンピュータが処理・記憶するために2進化されたファイル(バイナリファイル)またはその内部表現の形式(バイナリデータ、バイナリ形式)のことを指して用いられることが多い。

コンピュータが扱うすべてのデータはバイナリデータ(バイトの並び)であり、プレーンテキスト(または単にテキスト)もバイナリデータの一種ではあるが、通常バイナリとテキストは対比して用いられる。テキストとはデータの内容すべてを人間が読んで理解できる (human-readable) 表現形式を指し、バイナリとはそうでない表現形式を指すことが多い。なお、バイナリファイルとなっているファイルフォーマットでも多くは部分的にテキストとして読み取れる箇所が存在する。バイナリファイルにはエンディアンなどの互換性・移植性上の問題があり、それを避けてテキスト形式で記録することも少なくない。バイナリエディタを用いると、バイナリファイルを1バイトずつの(16進法での)数値の並びとして表示・編集を行うことができる。

バイナリファイルにはたとえば画像ファイルや音声ファイル、圧縮されたファイルなどがある。バイナリファイルの中にはファイルの先頭にメタ情報(ヘッダ)を持っているものがある。たとえばGIFファイルは複数の画像を持つことができ、ファイルの先頭でそれぞれの画像を区別する情報が記述されている。そのようなメタ情報を持たないファイルはフラットバイナリファイルと呼ばれる。 特にプログラマの間で、テキストであるソースコードとの対比からコンパイルされたプログラム(オブジェクトファイルや実行ファイルなど)のことを指してバイナリと呼ばれることがしばしばある。 商用ソフトウェアは、他者による改変を防ぐためにバイナリの形態で販売されることが多い。

バイナリ形式でのデータの表現方法はさまざまなものがある。例えば、数値であれば0〜9までの数をパターン化して記録するBCD、ゾーンビットと実際の数値、正の数か負の数かを記録するからなる符号ビットからなるアンパック10進数(ゾーン10進数)や、実際の数値と符号ビットだけからなるパック10進数などがある。また、文字列であればPascal文字列やC文字列などがある。

ギークの間では、11月11日を「バイナリデイ」と呼ぶことがある(1111が2進数表記とみなせるため)。

バイナリモード(binary mode)

FTPやファイル入出力における転送モードのひとつ。バイナリモードとテキストモードがあり、テキストモードでは、UNIX、Windows、Macintosh間の改行コードの差異を吸収してくれる。しかし、画像ファイルのようなバイナリデータをテキストモードで送信すると、たまたま改行コードに一致したデータが誤って変換されてしまい、ファイルの内容が一部おかしくなったりする。

ハイパーテキスト(hyper-text)

ハイパーテキスト (hypertext) とは、複数の文書(テキスト)を相互に関連付け、結び付ける仕組みである。「テキストを超える」という意味から"hyper-"(〜を超えた) "text"(文書)と名付けられた。テキスト間を結びつける参照のことをハイパーリンクと言う。ハイパーテキストは文書を表示するユーザインタフェースの一種であり、従来の文書作成方法の持つ、要素を組織化することについての限界(特にその線形性)を克服しようとするものである。

ハイパーテキストによる文書は静的(前もって準備され格納されている)または動的(ユーザの入力に応じて)に生成される。よって、うまく作られたハイパーテキストシステムは、メニューやコマンドラインなどの、他のユーザインタフェースパラダイムの能力を包含しており、それらを置き換えることができる。クロスリファレンスを含む静的な文書群と、対話的なアプリケーションの両方を実現するのに使える。文書やアプリケーションはローカルでもインターネットのようなコンピュータネットワーク環境でも利用できる。最も有名なハイパーテキストの実装はWorld Wide Webである。

ハイパーテキストという語は広く使われているが、実際にはハイパーメディアと呼んだほうが適切な場合も多い。

ハイパーリンク(hyper-link)

ハイパーリンク (Hyperlink) とは、ハイパーテキストにおいて、複数の文書を結び付ける役割を担う「参照」である。ハイパーテキストの根幹をなす。単に「リンク」とも呼ばれる。

最もよく使われているであろうリンクは、World Wide Web (WWW) におけるURLによるものである。

バグ(bug)

プログラム上の誤り。バグは虫の意味。昔のコンピューターは、真空管の間に虫が入り込んでショートして動作不良を起こしていたため、コンピューターの動作不良を起こす原因をバグと呼ぶようになった。

パケット(packet)

インターネットでは、ネットワーク上のデータは、数百バイト程度の大きさに分割されて交換されるが、このデータのひと固まりをパケットと呼ぶ。例えば、大きなファイルをダウンロードする場合は、何百、何千ものパケットが転送されることになる。

パス(path)

経路。ファイル操作関係でパスという場合パス名を指すことが多い。ネットワーク関係でパスという場合ネットワークパスを示すことが多い。(1999.12.6)

パス名(pathname)

ディスク上でそのファイルにたどり着くまでの経路。例えば、WindowsでCドライブの中のHomePageフォルダの中のimageフォルダの中のxxx.gifというファイルのパス名は、C:\HomePage\image\xxx.gif となる。WebやUNIXでは区切り記号はスラッシュ(/)になる。usrフォルダの中のlocalフォルダの中のbinフォルダの中のperlコマンドのパス名は、/usr/local/bin/perl となる。

パスワード(password)

暗証番号のようなもの。番号だけでなく文字も使用することができる。コンピュータにログインしたり、一部メンバにのみ公開されているウェブページを閲覧する際に入力して権限確認が行われる。

パソコン通信

パソコン通信(パソコンつうしん)とは専用ソフト等を用いてパソコンとホスト局のサーバ(またはノード、ホスト)との間で通信回線によりデータ通信を行う手法及びそれによるサービスである。

全盛期は1980年代後半から1990年代前半の頃で、のちにインターネットが一般ユーザーに開放されたため徐々に衰退し、現在はほとんどみられない。インターネットが世界中のネットワーク同士を結ぶ開かれたネットワークであるのに比べると、パソコン通信は原則として特定のサーバとその参加者(会員)の間だけの閉じたネットワークである。

ハッカー(hacker)

不正に相手のコンピュータシステムに侵入したりする人。元々はコンピューターに詳しい人たち(大半は善意の人)を指す言葉だったらしく、不正に進入するのをハッカーと呼ぶのはけしからん、不正に進入する奴等のことはクラッカーと呼ぶのが正しい・・・という議論もあったが、現在ではすでにハッカーという呼び方が定着してしまった感がある。

ハック(hack)

コンピュータに夢中になること。不正に相手のコンピュータシステムに侵入したりすること。

パッチ(patch)

プログラムの一部だけをバグ修正などの目的で修正するもの。修正部の差分のみのデータをパッチと呼び、その差分を用いて修正を行うことをパッチをあてると呼ぶ。(1999.10.28)

バッファ(buffer)

一時的な記憶領域。通常はメモリ上に生成される。処理のためにデータを作業用のバッファに転送したり、処理の高速化のために、入出力データを一度バッファに溜めて、一度に処理したりする。(2000.5.14)

バッファリング(buffering)

データをバッファに入れること。またはバッファを用いてデータの入出力を高速化すること。

パディング(padding)

埋め草。埋め草データ。例えば、データが1024バイトの倍数である方が都合がよいとき、1024の倍数になるようにわざと付加したりする。

バナー(banner)

そのサイトのロゴ的な意味を持つ画像。あるサイトにリンクを張る際に、サイトのタイトルではなく、サイトのバナー画像をクリックさせるようにする。88×31ドットの画像などがよく使用されている。

パブリシティ権(publicity)

肖像権の一種。例えば、有名人の写真・名前・音声などを第三者が勝手に利用して絵営利を得ることを、制限できる権利。たとえ自分が撮影した写真であっても、その写真で利潤を得ることは、パブリシティ権の侵害になる。
WEB_著作権入門

パラレルインタフェース(parallel interface)

一度に数ビットを転送できるインタフェース。当然シリアルインタフェースよりも転送効率は良い。パソコンでパラレルインタフェースと言うと、プリンタポートなどを指すことが多い。→シリアルインタフェース。

半角文字

通常1文字1バイトで表される文字。文字の幅が全角文字の半分程度であることからこの呼び名になった。

半角カナ

半角カタカナ。半角カタカナを読めない環境の人も居るので、電子メールやウェブページ上では使用しないのがネチケット。

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