金融商品という言葉で、有価証券だけをイメージされる方は多いことと思います。あるいは、先物取引やオプション取引のようなデリバティブ取引も含めて考えられる方もおられるでしょう。
しかし、ここで言う金融商品とは、現金預金、受取手形あるいは借入金のような負債も含めたもので、たな卸資産、有形固定資産、無形固定資産、各種引当金、資本の部を除いた全ての貸借対照表科目及びデリバティブ取引と考えていただく必要があります。これらの資産、負債及びデリバティブ取引を、時価あるいは現在価値で評価しようというのが、新しい会計基準です。
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