http://www.andokanpou.com
30年以上の歴史をお持ちの安藤漢方薬局様。
今回は新規制作にてお話をいただきました。
漢方薬というと、一般的なイメージとしてはやはり年配の方向け、女性の方向け、古くからある療法…といったものが挙げられるかと思います。
今回のウェブサイト立ち上げでは、若い方にも大勢見ていただきたいというご要望を受け、和風の落ち着きを持ちながらも現代風の要素を取り入れました。
■ページごとに変化を持たせる■
若い方「にも」見ていただきたいことはもちろんですが、今回想定される年齢層は非常に幅広くなります。
インターネット、ウェブサイトにはあまり詳しくない、という方はまだまだ多くいらっしゃいます。年齢層が高くなるほど、やはりその傾向はあります。
そのことを踏まえ、今どのページを見ているかがはっきりとわかるよう、店舗紹介ページなら看板のお写真といったように「視覚的な」見出しを設けました。
「さっき見たのはどのページだったっけ?」
そういったシーンは意外と多いものですが、視覚的に変化をつけておくことで「たしかピンクっぽい写真があったな」と、再びページを訪れる目印ができるのです。
また、各ページごとに必要になるパーツは、htmlコーディングの組み上げやSEOチューニングと並行して作成していきます。
いただいた資料やお写真を参考に、雰囲気に合ったモチーフのシルエットを配置する、和紙のような質感を持たせるなどのほか、今回は別途フォントをご用意させていただきました。
手書き風のフォントは「活字」の中にあってよく映え、目を惹くポイントになっています。
Q&Aやお客様からの声といったコンテンツはやはり文章がメインになりますので、このような目立つものがあると、ページ全体を読む目が疲れない、読みやすいページになるのです。
目が疲れないという点は実はとても大切で、細かい色の組み合わせにも配慮して全体を仕上げました。
■もっとも大切なものは■
安藤漢方薬局様は、京都市内に2店舗を構えておられます。
お客様に、実際に足を運んでいただくためには何が重要かといえば、やはり店舗案内ということになります。
こういった、例えば「○○駅から徒歩○分」というような情報を掲載するページは、その情報をできるだけ多くいただいておく必要があります。当事者にとっては何とも思わない普通のこと、であっても、初めて足を運ぶお客様にとっては分からないことだらけ、あらかじめ知っておきたいことがたくさん…ということは往々にしてあるからです。
安藤漢方薬局様からこういった点にご理解が深く、項目やお写真を数多くいただくことができ、店舗案内ページは非常に充実したものになりました。細かな点までご協力いただけたことで、道案内の箇所などは特に、お客様に本当に親切なものとなっています。