Flash は、Macromedia 社のマルチメディアテクノロジーの総称です。音、画像を駆使したコンテンツを簡単に作成することができます。マウスを乗せたとき、クリックした時などのアクションも操作することができ、簡単なゲームを作成することも可能です。Flashコンテンツの拡張子には .swf が用いられます。
Flash コンテンツを作成するには、下記のようなソフトを用います。
製品名 | 開発元 | 価格 | 説明 |
---|---|---|---|
Flash MX | Macromedia | 58,000円 | 本家本元ツールです。「Flash 1」→略→「Flash 5」→「Flash MX」のようにバージョンアップしています。 |
LiveMotion | Adobe | 24,800円 | Flashコンテンツの他、QuickTimeコンテンツなども作成可能なツールです。 |
SWiSH2 | SWiSHzone.com | 7,200円 | 機能は制限されますが、安価な Flash 作成ツールとして好評のようです。 |
また、Flashコンテンツの仕様は公開されているため、SWFファイルを作成するための、C言語、Java、Perl 用のライブラリがいろいろ公開されているようです。
「Macromedia Flash Player」というプラグインソフト(無償)が必要です。Macromedia社のサイトから無償で入手可能ですが、最近のブラウザには標準で添付されていることも多いようです。
Shockwave もまた、Macromedia 社のマルチメディアテクノロジーで、Flash よりも高度な三次元アニメーションなどを作成することができます。Shockwaveコンテンツを「Director」、「Authorware」、「FreeHand」などの製品で作成し、「Macromedia Shockwave Player」で再生します。拡張子には .dcr、.dir などが用いられます。
これに対して「Flash」は、FutureWave Software社が開発した「Future Splash」という製品を、Macromedia社が会社ごと買収し、Future spLASH から「Flash」と名づけて販売したのが始まりです。昔は「Flash」を「Shockwave Flash」と呼んでいたこともあり、両者を混同しがちですが、両者はまったくの別物です。
Flashコンテンツは、下記のようにしてウェブページに貼り付けます。<object> に対応していないブラウザのために、<embed> による指定も行っています。
<object classid="clsid:D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000" width="300" height="200" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=5,0,0,0"> <param name="movie" value="xxx.swf"> <param name="quality" value="high"> <embed src="xxx.swf" quality="high" pluginspage="http://.macromedia.com/jp/shockwave/download/index.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveFlash" type="application/x-shockwave-flash" width="300" height="200"> </embed> </object>
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