ホームページを公開するには、Webサーバー(HTTPサーバー、または単に サーバー)と呼ばれるコンピュータのハードディスクに、作成したHTMLファイルや画像ファイルをコピーしてやる必要があります。サーバーの利用形態としては次のようなものがあります。
プロバイダが提供するサーバーにファイルを転送するには、通常 FTP(File Transfer Protocol)クライアント と呼ばれるツールを用います。Windows であれば FFFTP あたりがオススメでしょうか。「厳選ツール集(FTPクライアント編)」を参照してください。
FTPクライアントを用いる場合、サーバー名、ログイン名、パスワード の情報を把握しておく必要があります。プロバイダによって若干呼び方が異なるので注意してください。これらの情報はプロバイダから示されます。
URL | http://.xxx.zzz/~tohoho/ |
---|---|
サーバー名 | .xxx.zzz |
ログイン名 | tohoho |
パスワード | uso-dayon |
Windows で動作する FTPクライアントとしては、曽田さんが開発された FFFTP がオススメです。FFFTPは http://2.biglobe.ne.jp/~sota/ から入手可能です。以下の説明は私が持っているバージョン(Ver1.22)に関する説明です。
ダウンロードして解凍後 FFFTP.EXE を起動し、[接続]→[ホスト設定]→[新規追加]で、下記の情報を入力し、[接続]ボタンを押しましょう。
ホスト一覧に表示する名前 | 適当な名前(例:xxx)を入力。 |
---|---|
ホスト名(アドレス) | サーバー名(例:.xxx.zzz)を入力。 |
ユーザ名 | ログイン名(例:tohoho)を入力。 |
パスワード | パスワード(例:uso-dayon)を入力。 |
ローカルの初期フォルダ | 作成したHTMLファイルがあるフォルダ(例:C:\HomePage)を入力。 |
ホストの初期フォルダ | サーバー側のフォルダ(例:public_html)を指定します。プロバイダによっては指定しなくても構いません。 |
上記の入力は記憶されているので、次回の起動からは [接続(F)]→[接続(C)...]からタイトルを選んで[接続]ボタンで接続します。
接続できない原因としては、ホスト名(サーバー名)が正確でない、マシンがネットワークに接続されていない、プロキシを経由させないと接続できないようになっている、ユーザー名やパスワードが誤っている(大文字・小文字は別の文字として区別されます)などの理由が考えられます。
接続が完了したら、左側のファイル一覧から転送したいファイルを選んで、ツールバーの [↑](アップロード)ボタンを押しましょう。これで転送は完了です。
ファイルを転送する際にはいくつか注意すべき点があります。
ホームページの公開が完了して、そこそこ内容も充実してきたら、Yahoo(http://.yahoo.co.jp/)などに登録してみましょう。複数のディレクトリシステムに一括して登録してくれる 一発太郎 などのサービスもあります。
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